うつ病の治療|抗うつ剤と同じ効果がある!?漢方薬ウコンの摂取方法

うつ病 治療 漢方薬

抗うつ剤と同じ効果がある!?

漢方”ウコン”の秘密とは

 

  1. 15人に1人がうつ病
  2. 抗うつ剤と同じ効果
  3. うつ病に効果がある理由
  4. ウコンの弱点
  5. 吸収率をアップさせる方法
  6. まとめ

ウコン

 

15人に1人がうつ病

 

老若男女を問わず、日本人の15人に1人がうつ病になっています。

 

「心の風邪」と表されることもあり、それだけ身近な病気なのだということがわかると思います。

 

そして、なんと男性よりも女性のほうが2倍、うつ病になりやすいのです!

 

これは、女性が毎月の月経などによりホルモンバランスが乱れやすいこと。

 

そして、妊娠や出産で環境が変わることが多いことが原因だと言われています。

 

さて、わたしたちにとって身近な漢方”ウコン”・・・なかでも、秋ウコンに多く含まれる「クルクミン」という成分が注目されています。

 

うつ病というと、薬などを使って治療をする方法が中心となりますが、実はウコンに含まれるクルクミンの効能に「うつ症状の抑制」というものがあるのです。

 

そこで今回は、うつ病の研究員がウコンを勧める理由やうつの防止効果、そのメカニズムなどをご紹介します。

 

 

 

抗うつ剤と同じ効果

 

うつ病の研究員が、

ウコンを推奨する理由!

 

 

ベイラー大学医療センターによる最新の研究では、秋ウコンの有効成分であるクルクミンの効果が、抗うつ剤に負けないくらいのものだということを明らかにしました。

 

うつ病で処方される薬は、やはり副作用が心配だと患者さんは口を揃えて言います。

 

しかし、秋ウコンのクルクミンは実際に処方されている抗うつ剤である「プロザック」と同じ効力があったのです。

 

しかも抗うつ剤とは違って、ウコンは自然のもので、東洋医学で言うところの漢方。

 

副作用もそこまで顕著に出ることはなく、患者さんのからだに負担が少ないのが良いところです。

 

日本では、うつ病患者が多いのにもかかわらず、抗うつ剤の服用がわずか15%にとどまるのです。

 

ウコン

 

これは「自分はうつ病ではない」と認めない患者の自尊心、そして薬の副作用に対する不安が理由だと考えられています。

 

研究員によると、うつ病患者は脳の中の炎症反応が大きいのにも関わらず・・・新しく脳神経が作られる数が、少なくなっているのだそうです。

 

これにピタリと当てはまるように、クルクミンは「抗炎症作用」と「神経伝達物質を発生させる起爆剤」になる効果があるのです。

 

これなら、抗うつ剤を飲みたがらない日本人でも副作用も気にせず、また「抗うつ剤を飲んでいる」というマイナスな気持ちにならずに済むのです。

 

 

 

うつ病に効果がある理由

 

ウコンのうつ防止効果とは?

脳内の神経伝達物質が関係・・・

 

 

ニューヨーク州立大学のハンター校では、クルクミンの脳内でのはたらきに関する研究をおこないました。

 

ウコン

 

その結果、物忘れなど短期間の記憶に関しては、神経伝達物質に影響は及ぼさなかったものの…。

 

長期的な記憶、つまり昔の嫌なことや恐怖心などの感情だけは抑制するはたらきが見えたのです!

 

これにより、昔の嫌な記憶を思い出しにくくなったり、新たなトラウマもできにくくなるというわけですね。

 

これはうつ病だけにとどまらず、PTSD(心的外傷後ストレス障害)によるパニック障害などにも効果が期待できます。

 

秋ウコンはおよそ4000年も前から、中国で高級な薬として活用されてきました。

 

この素晴らしい効果を見れば、その歴史の深さも納得ですよね!

 

 

うつ病は

心ではなくの病気

 

うつは、わたしたちのイメージでは「精神的なものが原因でかかる病気」というのが強いですよね。

 

でも実は・・・脳内の神経伝達物質が正常にはたらいていないために引き起こす、脳で起こっている病気なのです。

 

ウコン

 

ウコンに含まれる”クルクミン”には、神経伝達物質を増やして、脳内でスムーズにはたらかせる効能があります。

 

またクルクミンは・・・リラックス効果のある脳内物質「セロトニン」を増やすため、嫌な気持ちをどこかへ飛ばしてくれます。

 

 

 

ウコンの弱点

 

ウコン常食のインド人、

なぜうつ病患者が増えている!?

 

ただ、ウコン(ターメリック)を多く含むカレーを常食しているインド人のうつ病になる数は年々増えています。

 

ウコンを誰よりも多く摂取してそうなのに、なぜ!?と思いますよね。

 

実は、秋ウコンに主に含まれるクルクミンは、2つの弱点があったのです。

 

・水に溶けにくい!

 

水に溶けにくいということは、カレーに含まれるウコンのクルクミンを摂取したとしても、なかなか効果が出てくれないと言えます。

 

また、からだの水分にも馴染まないので、腸内で吸収がうまくいかないのです。

 

・吸収率が非常に悪い!

 

なんとウコンのクルクミンは、腸などの消化器官での吸収率はたったの0.1%だと言われています。

 

これでは、いくらクルクミンのたくさん含まれたウコンを大量に摂取しても、意味がないですよね。

 

ウコンでうつ病が克服できる!とはいいつつも…。

 

だからといってインド人がうつ病にならないというのは、こういったクルクミンの特性があるからなんですね。

 

 

 

吸収率をアップさせる方法

 

吸収率がアップする

3つの食材とは

 

 

秋ウコンに多く含まれるクルクミンは、せっかく素晴らしい効果効能を持っているのにもかかわらず、イマイチその力を発揮できていない節があります。

 

でも実は、家庭にある調味料でクルクミンの吸収率をアップさせることができるんです!

 

その調味料とは、オリーブオイルと黒こしょう。

 

さらに飲み物は緑茶を飲めば、クルクミンとの相乗効果が期待できます。

 

ウコン

 

それでは順番に、3つの特徴を見ていきましょう。

 

@オリーブオイル

 

クルクミンは水と相性が悪いことが特徴ですが、もうひとつ、水と相性が悪いと言えば…?

 

そう、油ですよね。

 

中でもオリーブオイルのような植物性の油は、コレステロール値の上昇を抑えてくれる不飽和脂肪酸がたくさん含まれています。

 

オリーブオイルと合わせることで、素早くクルクミンが体内に吸収されるので、うつ病によりよい効果が期待できます!

 

A黒こしょう

 

黒こしょうには、ピペリンという成分が入っています。

 

実はこのピペリンが、クルクミンの効果を飛躍的に上げて、抗うつ効果を発揮するだけでなく、作用時間を長持ちさせることもできるのです!

 

クルクミンと黒こしょうですから、少しオトナでスパイシーな味になりそうですね!

 

カレーの野菜を炒める際には、ぜひ黒こしょうをたくさん振ってくださいね。

 

B緑茶

 

血液の中には、GABAと呼ばれるストレスに強くなるアミノ酸が含まれています。

 

そのGABAが緑茶に含まれているテアニンと結びついて、本来なら入ることができない脳内にまで侵入できるのです。

 

GABAが脳内に入るとどのようなことが起こるのかというと、リラックス効果を生むセロトニンやノルアドレナリンを増やしてくれます。

 

これをウコンのクルクミンによる効果で、脳内に流れやすくしてくれる相乗効果が生まれるんですね!

 

 

 

まとめ

 

まとめ

 

 

秋ウコンの代表的な有効成分であるクルクミンと、うつ病の関連性については、あらゆる研究機関で実験などがおこなわれています。

 

その中でも、やはり抗うつ剤と同じ効果が得られた実験と、記憶を操作して恐怖心などの感情を心に植え付けないようにすることは、わたしも驚きました。

 

クルクミンは水に溶けにくく、非常に吸収率が悪いということで、ご紹介したオリーブオイルと黒こしょう、緑茶をお供に連れてみてください。

 

せっかくのクルクミンの力を、フルパワーで感じてもらいたいですね!